交通事故施術
交通事故による衝撃は、普段の生活によるケガとは比べものにはなりません。
むち打ち症など交通事故特有の負傷には、事故後数日が経過してから痛みや不調が現れることもあります。
軽い事故でも目に見えない部分ではダメージを受けている場合もあるため、なるべく早く最寄りの病院で検査を受けていただくことが大切です。その後のリハビリについては当院にご相談ください。
交通事故後の症状
交通事故後にこのような症状がみられる場合は、お早めにご相談ください。
- 首や肩がだるく、いつまでもよくならない
- 手、腕、腰、足などにしびれ、震え、脱力感
- 首や腰の痛み、こり、ハリ
- 頭痛、めまい、吐き気、ふらつき、耳鳴りなどの症状
- 視力低下、後頭部の痛み、眼のかすみなど
- 起きたときに体に痛みを感じる
- 座っているときに背中や腰が痛い
- 食欲不振、胃腸などの消化器系の機能の低下
交通事故で多い「むち打ち症」とは
交通事故の症状に多い「むち打ち症」は、正確には「外傷性頚部症候群」といいます。交通事故やスポーツ事故などで首に不意に衝撃を受け、頭の部分が激しく動き、首がムチのようにしなることで障害が発生します。
むち打ち症になると、首の痛み、頭痛、肩こり、吐き気、めまいなどの症状がみられます。多くは一部分の軽い症状にとどまりますが、重症例では交感神経や筋肉の異常な緊張により、腰が重い、肩がこる、上半身がしびれる、眼が疲れる、だるいなどの症状がみられ、脊椎本体まで障害が及ぶこともあります。
長期にわたり長く続くこともありますので、症状が軽いからといって我慢せず、少しでも違和感を感じたらすぐにご相談ください。
保険の取り扱いについて
交通事故などでケガをした場合、保険証をお持ちでしたら各種健康保険が適応となります。
自動車事故などの第三者の行為によってケガをした場合は、自動車損害賠償保険で治療を受けるのが一般的ですが、健康保険で治療を受けることもできます。その場合は、必ず健康保険組合に対し「第三者行為による傷病届」を提出しなければなりません。
万が一、交通事故に巻き込まれてしまったら
まずは人命救助が最優先です。自分を含めケガ人がいないかを確認し、必要に応じて救急車を呼んでください。
その後、警察へ連絡します。基本的に交通事故現場はそのままにしておくのがいいですが、二次災害(追突の恐れや交通渋滞)の恐れがあり移動する場合は、可能であれば移動前の証拠写真をスマホなどで撮っておきましょう。
警察が到着するまでの間に、相手の方の連絡先を確認し、できるだけ詳しく現場状況を記録しておいてください。
もし目撃者がいる場合は、証言協力を依頼しておきましょう。
- 【確認事項】
- 警察への届け出
- 相手方の氏名、住所、連絡先、免許証の登録番号などの確認
- 加入している保険会社へ連絡
- 交通事故の記録(事故発生日時、状況、現場の住所、周辺の状況、相手の車両ナンバー、自分の車両のキズ、相手の車両のキズなど)